灣仔の街角
こちらは灣仔。
香港コンベンションセンターや入国管理局のある海側とはうって変わって庶民的な表情を見せるMTRより山側のトラム軌道周辺。
トラムもここだけは1本表通りから外れて走ります。
道幅も狭いのですが、道の両側から溢れんばかりの活気が感じられます。
トラムの走る荘士敦(Johnston)道から皇后太道東までの間は、香港でも古い街並みが連なります。
太原(Tai Yuen)街を中心に交加街(Cross Street)には露天が軒を連ねます。
一方ですぐ横で賑わいを見せていた利東(LEE TUNG)街、灣仔街市等は再開発の真っ只中に。
工事現場の角に取り付けられた看板のみがその存在を証明するかのように掲げられていた。
道の両脇の建物は完全に取壊され、全く無機質な空間に。
再生を待つ街並みは今こんな様子。
中環天星/皇后埠頭(Star Ferry/Qeens Pier)、中環嘉咸街(Graham St.)等々香港らしさを残す街や建物が保存の声の中、次々と取り壊されていきます。
開発と保存、ただでさえ少ない歴史的建造物とやはり資本の理論。
この国、人々はどんな答えを導き出していくのでしょうか?
古きと新しきが混在する香港、やはり古き活気ある人間味溢れる香港も引き続き見せて欲しいと願わざるを得ません。
by island_hk
| 2008-03-27 21:37
| 街角:HONGKONG